パウル・バドゥラ=スコダ(p, 指揮)プラハ室内管弦楽団

モーツァルト:ピアノ協奏曲 第12 & 21


 

TRM154 国内盤 〜シリーズ第4作〜 2,940

【収録曲目】

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(175691

1. ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.459

2. ピアノ協奏曲 第12番 イ長調 K.414

 


パウル・バドゥラ=スコダ(ベーゼンドルファー・ピアノ独奏&指揮)プラハ室内管弦楽団

 

本年80歳を迎え、なお健勝――いまも日本ツアー真っ最中、さらに今年も新譜登場!

古楽器奏法を知りながらも、あえてベーゼンドルファーに戻ってきたウィーンの巨匠が

“旧友”プラハ室内管と弾き振りで織り上げる、ひたすらに美しく、筋の通ったモーツァルト!

 

ウィーンの巨匠バドゥラ=スコダは今年80歳を迎えながら、いまだ健勝もいいところで、ただいま日本ツアー真っ最中――そんな折、ようやく第4弾の登場です、ピアノ協奏曲弾き振りシリーズ最新盤!

 

ご存知のとおり、20世紀半ばのウィーンからデビューし、カラヤンやフルトヴェングラーら名匠たちにすぐ認められ、破竹の勢いで活躍を続けながらモダン・ピアノに飽き足らずフォルテピアノ奏法までみごと習得したバドゥラ=スコダが、21世紀のいま、あらためて“ウィーンの楽器”モダンのベーゼンドルファー・ピアノに立ち返り、現代楽器を使いながらも18世紀の演奏習慣にならって「指揮者なし」のスタイルで50年以上も理想的な18世紀音楽解釈をめざしてきたプラハ室内管弦楽団を「弾き振り」、Transartでモーツァルトの協奏曲シリーズを録音しつづけています。現存楽譜が不完全な「戴冠式」協奏曲をみずから再構築したヴァージョンを含む第1弾(TRM126)以来すべてのリリースが好調な売れ行きをキープしているこのシリーズ。

 

今回は中間楽章が映画音楽&ムードミュージックに転用されポピュラーになった「第21番」(バドゥラ=スコダ作曲のカデンツァの、艶やかな展開にご注目!)と、室内楽編成にも転用できることで知られる3連作協奏曲のひとつ「第12番」を収録! 弦楽セクションは当然のように両翼対向配置(小編成だけに、楽器一つ一つの音色の重なりが綺麗に感じられますよ)、オーケストラ総奏部分でバドゥラ=スコダが(モダン・ピアノなのに!)気持ちよさそうに通奏低音を弾いているのも“お約束”。

 

このシリーズの美点である「滋味とみずみずしさの共存」は今回も健在、飛ばしすぎず緩まりすぎず、モーツァルトの音楽をいつくしむように、なんときれいな音楽が紡がれてゆくことか――曲の魅力と「音楽すること」の楽しさをひしひし伝えてやまない名盤が、ここにまたひとつ増えてくれました。