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トランスアート・レーベル CD TR151 〜 TR160 (フランス)

CD:TRM151 TRANSART 2008年1月16日発売予定 2,940円 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番、ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 / ロール・ファヴル=カーン(ピアノ) グジェゴシュ・ノヴァク指揮 ブルターニュ管弦楽団 ロール・ファヴル=カーン(ピアノ) チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 ショパン:ピアノ協奏曲 第2番

ピョートル・イリイチ・ チャイコフスキー(1840〜1893)

1. ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23 フレデリク・ショパン(1810〜49)
2. ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21 ロール・ファヴル=カーン(ピアノ)グジェゴシュ・ノヴァク指揮ブルターニュ管弦楽団

破天荒なる技量をそなえたロール・ファヴル=カーン、2008年の来日を前に、ど真ん中の協奏曲レパートリーで、あのとんでもない実力をいかんなく発揮する! 意気満々・気鋭奏者ぞろいのブルターニュ管とくりひろげる、熾烈にして華麗なる戦い!!

年末年始モードの頃、さりげなくすごいアイテムが!弊社扱いではショパンのワルツ集(TR123)、他にもProPianoのアーン作品集が大好評の、グリモーに勝るとも劣らぬ才色兼備のフレンチ・ヴィルトゥオーゾが、ついにど真ん中ストレートな協奏曲を出してくれました!2005年4月の来日時にステージで取材を受けたとき、やおらピアノの前に座るや一切試し弾きなしにショパンのワルツを完璧な演奏でバリバリ弾き始めたファヴル=カーン――その後のコンサートには満場が沸き、媒体露出とあいまって発売中アルバムのセールスがぐっと伸びたのは印象的でした。

次の新譜は「ゴットシャルク独奏作品集」とえらくニッチなところを突いてきましたが、今度は独奏者のピアニズムが全面に押し出される超有名曲!どちらの曲も、激烈さと香気あふれる歌心を兼ね備えた彼女の音楽性にぴったり、期待度満点! キャッチーなジャケも良いですが、指揮者とオーケストラにもご注目あれ。精力あふれるポーランドの実力派ノヴァクは来日経験もあり、CD AccordやDUXなど祖国レーベルに無数の録音があるほかASVやHansslerなどでも活躍、音盤ファンには精緻な指揮に知らず知らず魅了されている方も多いのでは。

ブルターニュ管はフランスで最も若い気鋭オケのひとつですが、とにかく名手ぞろいで意気揚々、スポンテニアスな演奏を聴かせる侮れない奴ら。これらの名曲をどう仕上げてくるか、楽しみなところ!


CD:TRM152 国内盤


CD:TRM154 2,940円 パウル・バドゥラ=スコダ(p, 指揮) プラハ室内管弦楽団 モーツァルト:ピアノ協奏曲 第12 & 21番 パウル・バドゥラ=スコダ(p, 指揮)プラハ室内管弦楽団 モーツァルト:ピアノ協奏曲 第12 & 21番 TRM154 国内盤 〜シリーズ第4作〜

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756〜91)

1. ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.459
2. ピアノ協奏曲 第12番 イ長調 K.414

パウル・バドゥラ=スコダ(ベーゼンドルファー・ピアノ独奏&指揮)
プラハ室内管弦楽団

本年80歳を迎え、なお健勝――いまも日本ツアー真っ最中、さらに今年も新譜登場! 古楽器奏法を知りながらも、あえてベーゼンドルファーに戻ってきたウィーンの巨匠が “旧友”プラハ室内管と弾き振りで織り上げる、ひたすらに美しく、筋の通ったモーツァルト!

ウィーンの巨匠バドゥラ=スコダは今年80歳を迎えながら、いまだ健勝もいいところで、――そんな折、ようやく第4弾の登場です、ピアノ協奏曲弾き振りシリーズ最新盤!

ご存知のとおり、20世紀半ばのウィーンからデビューし、カラヤンやフルトヴェングラーら名匠たちにすぐ認められ、破竹の勢いで活躍を続けながらモダン・ピアノに飽き足らずフォルテピアノ奏法までみごと習得したバドゥラ=スコダが、21世紀のいま、あらためて“ウィーンの楽器”モダンのベーゼンドルファー・ピアノに立ち返り、現代楽器を使いながらも18世紀の演奏習慣にならって「指揮者なし」のスタイルで50年以上も理想的な18世紀音楽解釈をめざしてきたプラハ室内管弦楽団を「弾き振り」、Transartでモーツァルトの協奏曲シリーズを録音しつづけています。現存楽譜が不完全な「戴冠式」協奏曲をみずから再構築したヴァージョンを含む第1弾(TRM126)以来すべてのリリースが好調な売れ行きをキープしているこのシリーズ。

今回は中間楽章が映画音楽&ムードミュージックに転用されポピュラーになった「第21番」(バドゥラ=スコダ作曲のカデンツァの、艶やかな展開にご注目!)と、室内楽編成にも転用できることで知られる3連作協奏曲のひとつ「第12番」を収録!弦楽セクションは当然のように両翼対向配置(小編成だけに、楽器一つ一つの音色の重なりが綺麗に感じられますよ)、オーケストラ総奏部分でバドゥラ=スコダが(モダン・ピアノなのに!)気持ちよさそうに通奏低音を弾いているのも“お約束”。

このシリーズの美点である「滋味とみずみずしさの共存」は今回も健在、飛ばしすぎず緩まりすぎず、モーツァルトの音楽をいつくしむように、なんときれいな音楽が紡がれてゆくことか――曲の魅力と「音楽すること」の楽しさをひしひし伝えてやまない名盤が、ここにまたひとつ増えてくれました。