CD:TRM125 TRANSART 国内盤 2,940円 J.S.バッハ:往年のピアノ・
トランスクリプション集
ヨーハン・ゼバスティアン・バッハ (1685〜1750)
1. 幻想曲とフーガ BWV542(リスト編)
2. オルガン・コラールBWV639(ブゾーニ編) 「わたしはあなたに向かって叫ぶ、主イエス・キリストよ」
3. クラヴィーア独奏のための協奏曲ニ短調 BWV974 〜A.マルチェッロのオーボエ協奏曲による
4. オルガン・コラールBWV659(ブゾーニ編) 「来たれ、異教徒の救い主よ」
5. 「無伴奏チェロ組曲第6番」からの3つの楽章(ラフマニノフ編)
6. オルガン・コラールBWV645(ブゾーニ編) 「立ち上がれ、と我らに呼ぶ声あり」
7. 無伴奏ヴァイオリンのためのシャコンヌ BWV1004-5(ブゾーニ編)
8. 「トッカータ、アダージョとフーガ」 BWV564よりトッカータ(ブゾーニ編)
9. 長男W.F.バッハのための前奏曲集より前奏曲ロ短調(シロティ編)
ヴァハン・マルディロシャン(ピアノ)
ギトリスの伴奏者として、伴奏どころではない腕前をみせたピアニスト
一筋縄ではゆかぬセンスと技巧を印象づける日本盤デビュー作は、なんとバッハのトランスクリプシオン集!
2002年にイヴリー・ギトリス(vn)の伴奏者として来日したさい、たんなる伴奏者の枠にとどまらない演奏をみせつけて密かな話題を呼び、その後ピアノ・マニアたちの間で静かなブームを呼んだアルメニア出身の気鋭の名手、ヴァハン・マルディロシャン――巨匠ギトリスの信望と期待も並々ならぬようで、今秋11月の来日にあたっても再びマルディロシャンが伴奏者に選ばれ、ともに来日することに。すでにフランスではINTRADAレーベル(今秋、弊社取扱で日本発売開始予定)で制作したシューベルト作品集やブラームスのヴァイリン・ソナタ集がCLASSICA RepertoirやDIAPASONなどで絶賛され受賞しているだけでなく、全国紙Le Mondeも大々的に紙面を割いて「天変地異のピアニスト PIANISTE PHENOMENAL」と評したほどの逸材なのである。その後TRANSARTではフランスきっての現代作曲家エリック・タンギーのピアノ作品集(TR106・輸入盤仕様)をリリースしているが、このたび11月の来日にあわせ、彼の煌びやかな技巧とユニークな音楽性がはっきりわかるバッハのトランスクリプシオン集を解説つき日本盤仕様で発売。
1975年生まれ、16歳にして友人とともにアルメニア青少年室内管弦楽団を組織するなど少年時代から意欲満々だったマルディロシャンは、パリに出てジャック・ルヴィエに師事。ほかにドミトリー・バシキーロフやジェルジ・シェベックらにも薫陶を受けて、1990年代後半には旺盛な演奏活動を開始、2000年には上にみたとおりすっかりフランスの聴衆の心をつかんでしまった。その才能はギトリスに見いだされただけでなく、タンギーやジャック・ルノといった現代屈指の作曲家たち、イザイ四重奏団やルノー・キャプソン、アンリ・ドマルケットらフランスの最前線で活躍するソリスト・室内楽奏者たちとも緊密な関係を保って旺盛な演奏活動をくりひろげている。
TRANSARTからのこのバッハ・アルバムでは、バッハ編曲によるマルチェッロの有名な協奏曲から、ブゾーニだけでなくラフマニノフ(無伴奏チェロ組曲)、リスト(オルガンのための幻想曲とフーガBWV542)といった巨匠たちの編曲作品、宮沢明子の得意曲として特異な人気を誇るシロティ編曲の前奏曲ロ短調なども収録。壮大な「シャコンヌ」での圧巻の弾きっぷりはもちろん、マルチェッロ協奏曲での素朴な味わい、有名なBWV639のコラールでの静謐な音楽、ラフマニノフの手になる舞曲でのニュアンス...と、ピアノでバッハを弾く、ということにまつわる面白みを多角的に味あわせてくれる。イギリス/カナダ系のヴィルトゥオーゾたちとはまた趣きが違う、多層的な味わいをもった要注目のバッハ解釈だ。
バッハ・トランスクリプシオン集
・協奏曲ニ短調BWV974
(マルチェッロのオーボエ協奏曲の編曲)
・シャコンヌ BWV1004
(ブゾーニ編曲によるピアノ版)
・幻想曲とフーガ BWV542 ...他
ヴァハン・マルディロシャン(ピアノ) Vahan Mardirossian
上記作品のほか、ラフマニノフやブゾーニによる編曲作品を収録。
ヴァハン・マルディロシャンは1975年生まれの若いアルメニア人ピアニスト。パリの国立高等音楽院(Consevatoire national superieur de musique)でジャック・ルヴィエに師事し、イヴリー・ギトリスの絶賛をうけた…といった経歴があり、その音楽性のユニークさをうかがわせてくれる。事実、フランスでは既にかなり話題のピアニスト(かの大新聞「ル・モンド」が2001年に逸早く、半ページを割いて「天変地異のピアニスト PIANISTE PHENOMENAL 」と紹介している)で、西欧各国、リトアニア、クロアチア、イランやモロッコなど世界各地へもツアーをおこなっている。
フランス音楽が好きな人、ピアノ音楽愛好家、バッハ・ファンからひいてはジャズ・ファンあたりまで広範に受けそうなアイテム。
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