ミーネケ・ファン・デル・フェルデン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アンサンブル・ラルモニア・ソノーラ(古楽器使用)
バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバのための作品集

RAM0801 国内盤 2008年7月16日 発売予定 2,940円
【収録曲目】
1. トリオ・ソナタ ト長調 BWV1038
2. カンタータBWV76より シンフォニア
(ヴィオラ・ダ・ガンバとオブリガート・オルガン)
3. ヴィオラ・ダ・ガンバとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ト短調 BWV1029
4. ファンタジア
BWV917(チェンバロ独奏)
5. ヴィオラ・ダ・ガンバとオブリガート・オルガンのためのソナタ ニ長調 BWV1028
6. シンフォニア ニ長調BWV789(オルガン独奏)
7. ヴィオラ・ダ・ガンバとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ト長調 BWV1027
(ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音)
アンサンブル・ラルモニア・ソノーラ ミーネケ・ファン・デル・フェルデン(vg)
フランソワ・フェルナンデス(vn) リカルド・ロドリゲス=ミランダ(vg)
ジーベ・ヘンストラ(cmb) レオ・ファン・ドゥセラール(org)
名盤あまたの名手フェルデン、満を持してのバッハ録音...
て、ちょっとちょっと!
周囲を固めるアーティストときたら、なんて豪華なメンバーなんですか!
古楽大国オランダ・ベルギーならではの深さとみずみずしさ、プログラムの妙もまた魅力!
日本のみなさまにもChannel Classicsの名盤群でおなじみ、名手ファン・デル・フェルデンが、満を持してバッハを録音――その企画を託したのが、我らが古楽レーベルRAMEEというから嬉しい限りです。そして共演陣をごらんください!通奏低音には寺神戸亮氏との共演者としても知られる名盤あまたのヘンストラ!日増しに仕事増加中の若手ロドリゲス=ミランダに、オルガンはフォルテピアノや現代ピアノでも名録音を連発する芸達者ドゥセラール! そして、昨年フォンス・ムジケのメンバーとして来日してくれたフランソワ・フェルナンデスのヴァイオリン(!)…「ん?」と思った方、そのとおりです。本盤、あの有名なソナタ3曲をフツーに弾いて終わりになどしていません。カンタータの序曲をアレンジしたり、チェンバロや室内オルガンのソロ・トラックを挟んでみたり(室内オルガンの高音域による「3声のシンフォニア」のかわいらしさ!リコーダー合奏みたい…)。3曲のガンバ・ソナタが事実上「鍵盤の右手をソロのひとりに見立てたトリオ」であることを示すがごとく、冒頭はトリオ・ソナタで開始され、さらに当該の3曲のソナタでは@ガンバとチェンバロ、Aガンバとオルガン、Bヴァイオリンとガンバとオルガン編曲版、と多様な編成で聴き手をまったく飽きさせません!腕達者ぞろいの阿吽の呼吸は絶妙そのもの、さりげなく上質・といった感じは、日本の古楽ファンの好みをみごと突いてきた感じです。ラテン系古楽のエモーション、英国古楽のスマートさ、ドイツ古楽のエッジな鋭さもそれぞれに良いものですが、やっぱりバッハにはこういうオランダ・ベルギー古楽界ならではの
“深い味わい”や“絶妙の呼吸テンポ”がぴたりとくるような――弓の返し方、すーっと伸びる長い音、技巧を誇示せずさらりと弾き込まれた細かい音符…18世紀初頭のアンティーク懐中時計をあしらったジャケットの美しさまで、ため息ものの1枚です!