アンサンブル・レ・ムファッティ(古楽器使用)
J.C.ペーツ 組曲、協奏曲、ソナタ 他
〜ドイツ後期バロック、器楽合奏のパイオニア〜
RAM0705 国内盤 2,940円
【収録曲目】
ヨーハン・クリストフ・ペーツ(1664〜1716)
1.序曲(管弦楽組曲)変ロ長調 R.9
編成:2ob,fg,2vn,va,bc
2.協奏曲=ソナタ ヘ長調 R.15
編成:3vn,va,fg,vc,bc
3.合奏協奏曲またはシンフォニア ト短調 R.18
編成:2ob,fg,2vn,va,vc,bc
4.ソナタまたは協奏曲=シンフォニア ト長調 R.11
編成:2vn,va,vc,bc
5.序曲(管弦楽組曲)、または
食卓で奏でる小品集 ニ短調 R.24/D.7
編成:3ob,fg,2vn,va,bc
6.協奏曲=パストラーレ ニ長調 R.16
編成:vn
solo,2vn,vc,bc
この名前をご存知だった方に朗報、心のスキマを埋めてあまりある名演奏の登場です!
テレマンも脱帽したという手際よさで絡み合い、戦いあう、さまざまな楽器たち――
ベルギー気鋭勢はソロもうまい!バッハやテレマンが好きな方に、ぜひともおすすめの一枚
1725年、テレマンは尊敬すべき音楽家の名前を6人あげていて、そこにはカイザーやクーナウなど「まあなるほど」の先達、同世代のヘンデル、そのライヴァルで「乞食オペラ」の作者ペプーシュ、ピアノの前身たるダルシマーの改良楽器の名手ヘーベンシュトライトとならんで「ヨーハン・クリストフ・ペーツ」なる作曲家の名前が。他にもさまざまな古楽系ドキュメントでペーツ(PEZ)という名前だけはご存知だった方は少なくないはず。テレマンも讃える巨匠とは、どんなものか――そんなモヤモヤを痛快に吹き飛ばしてくれるのが、ベルギーの若手勢が大活躍をみせるこの新譜! 弦楽合奏にせいぜいオーボエ2とファゴット...といった月並みな編成ばかりが目につく1700年頃にあって、やれヴァイオリンとファゴットがソロだったり、チェロが独立して動いたり、中音域オーボエを使ったりヴィオラ・ダ・ガンバが登場したり...とひたすら多種多様オリジナリティあふれる編成で、ヴィヴァルディ式とはまたちょっと違った協奏曲だの、フランス風味ゆたかな組曲だの、ソナタだか協奏曲だかわからない構成(タイトルも上述のとおりで、作曲者さえわかっていなかったかも?)だがひたすら面白い楽曲だの、鮮烈至極のオーケストラ音楽が繰り広げられていきます。レ・ムファッティの面々はベルギー最前線の一流古楽アンサンブルで活躍する若手たちが集まっているだけあって、ソロも闊達そのもの!オーボエにはヴェテラン・北里孝浩さんも参加、バッハやテレマンの傑作群の直前にあった、興奮必至のアンサンブル音楽をどうぞ!