ジャン・チュベリー指揮

Ens.レザグレマン(古楽器使用)ナミュール室内合唱団

J.S.バッハ クリスマスに関するカンタータ


 

MRIC257 国内盤 2,940

【収録曲目】

ヨーハン・ゼバスティアン・バッハ(16851750

1.    カンタータ第133番「われ汝にありて喜び」BWV133

2.          オルガン独奏のためのパストラーレ BWV590

3.    カンタータ第64番「見よ、神は我らにどれほどの愛を垂れたもうか」BWV64

4.    コラール「いと高きところに神の栄光」

5.    カンタータ第121番「我ら直ちにキリストを愛すべし」BWV121

 


ジャン・チュベリー指揮 アンサンブル・レザグレマン(古楽器使用)ナミュール室内合唱団

 

定評ある老舗古楽レーベルから音楽ファンへ、2007年の大きなクリスマス・プレゼント!

古楽器トロンボーン3本がいぶし銀の響きを奏で、弦は隆々、インテンスな表現力!!

ナミュール室内合唱団のソリスト陣は圧巻の実力。チュベリーのリリース・ラッシュの大本命 !

 

テクニックと深い音楽性において、もはやB・ディッキーやW・ドンゴワをも凌ごうかという超絶的木管コルネット奏者ジャン・チュベリー、昨今では指揮活動にも本腰が入ってきて、主兵ナミュール室内合唱団&レザグレマン、自身が結成したラ・フェニーチェなどの実力派楽団を率い、今年だけでもリリースはこれで3作目

 

この盤こそが大本命です!「バッハ」で「クリスマス」といえば『クリスマス・オラトリオ』が有名ですが、実はそれだけではありません。他にも『マニフィカト』があり、さらにカンタータのなかには降誕節(つまりクリスマス・シーズン)の礼拝のために書かれたものもいくつか…ここに選ばれた3作はライプツィヒ聖トーマス教会の楽長に就任した初期、バッハのペンが最も勢いのあった時期に書かれたものばかりで、オブリガート(伴奏)楽器の特性を生かしたアリアの数々といい、コラール旋律にもとづく一貫性ある音楽展開といい、クリスマスを機会に知ったことが嬉しくなること必至、シーズンにだけ聴くのはもったいないくらいの充実作ぞろい!

 

そりゃあもう「バッハだから!」といわれればそうなのですが、曲のうまみが最大限に引き出されているのも、ひとえにチュベリー以下精鋭陣の腕前あってこそ!収録3曲のうち2曲はサックバット(古楽器トロンボーン)のトリオが冒頭コラールで大活躍、じわりと美しい燻し銀の響きがたまりません。オーボエ・ダモーレは優美な音色、弦楽器は全員すごい「やる気」で充実した音色を重ね合わせ、アンサンブルとしてもまとまった力強さを発揮しています(何だかアルノンクールの楽団のようでもあり)。

 

ナミュール室内合唱団は何しろ事実上ソリストばかりで構成されたアンサンブルですから、団員からソロを供出しているのに誰もが圧巻の歌を響かせる…これを聴かずして、2007年は暮れませんと断言したい――充実度200%のクリスマス・アルバムです。