ジャン・チュベリー指揮 レザグレマン&
ラ・フェニーチェ(古楽器使用) ナミュール室内cho.
クレール・ルフィリアトル(S)ブリュノ・ボテルフ(T)他
シャルパンティエ:テ・デウム&合奏付ミサ
MRIC245
国内盤 2,940円
【収録曲目】
マルク=アントワーヌ・
シャルパンティエ(1643〜1704)
1. テ・デウム(我ら汝主を讃えん)H.146
2. オルガンのかわりに様々な楽器で
伴奏するミサ曲 H.513
ナミュール室内合唱団 Ens.レザグレマン(テ・デウム) Ens.ラ・フェニーチェ(ミサ)
クレール・ルフィリアトル(S)フランソワ=ニコラ・ジェスロ(C−T)
ブリュノ・ボテルフ(T)ジャン=クロード・サラゴス(B)総指揮:ジャン・チュベリー
これを出さぬは代理店の恥――新生Ricercarきっての晴れがましき名演奏のひとつ!
おめでたい席のための合唱曲「テ・デウム」、素朴で多彩な管楽器がおもしろいミサ。新年におなじみ「トランペットのマーチ」も痛快なら、低音古楽器セルパンの美音も最高!
お正月のウィーン・フィル「ニューイヤー」で、番組冒頭に必ず鳴り響く、あのトランペット――ご存知、シャルパンティエの『テ・デウム』の序曲をなすトランペットのマーチです。ベルギーの精鋭陣を率いてチュベリーがRicercarに録音した『テ・デウム』はとんでもなくハイテンション、全編インスピレーションの塊といった感じで、演奏陣営すべてが音楽する喜びを全身から発散し、至高の名演を織り上げる名演!いつか国内仕様に…と思っていましたが、テ・デウムはおめでたい御祝いの音楽、新年記念というわけではありませんがようやくご案内できる運びに。
さりげなく鬼才ブリュノ・ボテルフやら、ル・ポエム・アルモニークの名花クレール・ルフィリアトルやら...とソリスト陣営も豪華そのもの、器楽陣営でも指揮者チュベリー自らリコーダーを吹き、ヴィオラにムジカ・アンティクヮ・ケルンの創設メンバーであるハーヨ・ベースがいたり、トラヴェルソにACCENTで活躍中のフランク・テュンスがいたり、と名手が続々!要所要所で「ああウマい!」とうならせる素晴らしさ、アンサンブルも鮮烈この上なし!
そして「B面曲」であるミサ曲がこれまた出色の出来――この曲はちょっと変わっていて、合唱は少しだけ、グレゴリオ聖歌しか歌いません。つまりタイトルにあるとおり、オルガン独奏とグレゴリオ聖歌とが交互につづく「オルガン・ミサ曲」のスタイルそのまま、オルガンをオーケストラに置き換えた異色作なのです(事実上、管弦楽曲)!弦楽合奏と張り合うのがバス・クロムホルンだのセルパンだの7人編成のリコーダー合奏だの5人編成のオーボエ・バンドだの、といった管楽勢で、オルガンのパイプを奏し分けを見事に模倣した、えもいわれぬ音響体験を楽しめます。素朴な低音でボスボスいうセルパンは必聴!