クリストフ・デリーニュ(オルガネット)
ティアリー・ゴマール(打楽器)
〜RICERCAR楽器シリーズ1〜
オルガネット 中世フィレンツェの携帯オルガン 〜ランディーニとその時代〜
MRIC214 国内盤 2,940円
【収録曲目】
1) 蟹のエスタンピーダ
2) 見てはいけない、愛の神よ (ロレンツォ・マジーニ作曲)
3) わたしを求める人をぜひ (フィレンツェのゲラルデッロの曲による)
4) そんなに美しい顔を、どうして隠すのですか
5) 輝く星よ
6) イザベッラのイスタンピッタ
7) 主よ、全知全能の父なる神よ
8) 美しく若きひと、わたしの話に耳を貸さぬのか(ランディーニ作曲)
9) 御婦人よ、どうしてわたしを蔑むのですか(ランディーニ作曲)
10) 愛よ、おまえのために私はいつも(ランディーニの曲による)
11) イン・プロのイスタンピッタ
12) ランディーニの曲によるインテルメッツォ
13) ロカマンドゥールのエスタンピーダ
なんて玄妙、なんて軽やか――かっちり古風、でも新しい!
アコーディオンとパイプオルガンの間のような違うような、中世の小さな手持ち式オルガン
これを弾かせたら右に出る者はいない、第一任者的鬼才の腕前をあますところなく披露!
古楽大国ベルギーきっての充実レーベルRicercarの注目企画「古楽器シリーズ」は、歴史に置き去りにされ忘れられた、珍しくも魅力的な古い楽器をひとつひとつ、ていねいに紹介してくれる嬉しいシリーズ!
その第1弾としてリリースされたのが本作で、なんと古楽ファン垂涎の超実力派中世音楽ユニット「マラ=プニカ」で鬼才メーメルスドルフに全くひけをとらぬ才人っぷりを発揮してきた天才、クリストフ・デリーニュが全編、ソロで大活躍!フィーチャーされているのはオルガネット、またの名を「ポルタティヴ(携帯型)オルガン」。
教会の巨大なパイプオルガンの前身で、片手だけで弾く鍵盤の音域こそ狭いものの、奏者が自分でふいごを操作して微妙なニュアンスをつけられる、なかなか侮れない魅力のある楽器です。教会でも使われたそうですが吟遊詩人など世俗シーンでも大活躍、デリーニュのスーパープレイはまさに変幻自在、この希少楽器のとりこになること間違いなし!
随所で絶妙の合いの手を入れる打楽器奏者ゴマールがまたいい味出してます。一風変わった“歌声なし”中世盤として、出色の1枚!