CD:ASM001 国内盤2枚組 4,200円 シャンボニエール:クラヴサン作品集(全曲)他
ジャック・シャンピオン・ ド・シャンボニエール(1601/2〜72)
〈CD1〉「クラヴサン作品集 第1巻」(1670)より・・・組曲 イ短調/組曲 ハ長調/組曲 ニ短調/組曲 ヘ長調/組曲 ト短調
手稿写本による作品・・・ 組曲 ニ長調/組曲 ヘ短調/ジグ ホ短調/組曲 ヘ長調
〈CD2〉 手稿写本による作品・・・組曲 ト長調/組曲 イ短調/組曲 変ロ長調
「クラヴサン作品集 第2巻」(1670)より・・・ 組曲 ハ長調/組曲 ニ短調/組曲 ニ長調/組曲 ヘ長調/組曲 ト短調/組曲 ト長調
J.H.ダングルベール(1635〜91) 「シャンボニエール氏の死を悼むトンボー」 ※他にE.ゴーティエのリュート曲1曲、L.クープランのクラヴサン曲1曲を含む
演奏:オリヴィエ・ボーモン(クラヴサン、17世紀末“DF”)+クレール・アントニニ(テオルボ、リュート)
ランジュレ盤につづき、シャンボニエール録音の金字塔的決定盤が登場! 出版作品をすべて網羅した、名手ボーモン入魂の1作
フローベルガーやフレスコバルディ、ルイ・クープランと並ぶ重要な17世紀フランスのクラヴサン作曲家シャンボニエールだが、録音はこれまで驚くほど少なかった。まして国内盤となればいわずもがなで、PAN CLASSICSのランジュレによる録音(PC10170)が発売以来あっという間に初回オーダー分を売り切り、オーダーが増加の一途をたどっている(すみません・・・次回入荷は2月の見込みです、ご迷惑をおかけしてます)現状をみれば、いかにシャンボニエール録音の潜在的希求度が高かったか証明されたように思う。
そこへ――古楽ファンの渇をいやすかのように突如としてあらわれたAS Musiqueのこの1作。なんと、ERATOで驚異的なクオリティのクープラン全集を完成させたヴェテラン名手オリヴィエ・ボーモンという“巨匠”の演奏なのだ。しかも生前に出版された作品は網羅したうえ、さらに手稿譜で伝わる作品まで数曲含め、時代の様式にかんがみて適宜“リュート伴奏”という興味深い試み(これが意外に面白い...わずかに漏れ聴こえる撥弦の音の不思議な美しさ...!)まで行った、まさに完璧すぎるほどの決定盤なのだ!20ページにわたる解説の充実度にも目をみはるものがある(もちろん日本語訳添付予定)。冒頭には17世紀流の朗誦で出版譜のタイトルが読み上げられ、本格派の雰囲気たっぷり。艶消し紙で楽譜用紙のような手触りのある美しいデジパック(紙外装)のジャケットも良い趣味を感じさせる。
録音技術もすばらしく、ボーモンの繊細かつ雄弁な音楽、楽器のサウンドの妙を的確に伝えてくれている。作品ごとのニュアンスの変化、微妙なテンポのくずしやタッチの繊細さには息をのむばかり。現在ランジュレ盤をチェックしているお客様にお勧めなのはもちろん、古楽ファンなら必ず押さえておきたい決定盤だ。
仏「Le Monde de la Musique」誌 4つ星受賞
仏「TELERAMA」誌 推薦“ffff”受賞…他
録音:2003年5月、カルヴァドス(フランス)、ベニ・シュル・メール城
技師:マヌエル・モイノ
監修:アラン・デュシュマ
|