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アルファ・レーベル CDカタログ




CD:Alpha517 国内盤 2,730円 薔薇を結婚させましょう〜オスマン・トルコ帝国におけるフランス音楽

1) 美しき女庭師
2) 薔薇を結婚させましょう
3) 詩編 第2編 (オランダ語版/トルコ=アゼルバイャン語版)
4) おれの情婦
5) 高貴なる女
6) 詩編 第2編(フランス語版)
7) ラ・ルイソン
8) ブルターニュのアンドロ (“ユスキュダル”風に)
9) 羊たちを水飲み場に連れてゆくと
10) ワ・ハビビ/さらば、憐れな謝肉祭殿
11) 詩編 第42編
12) 詩編 第65編
13) 彼女は通りを散歩していた
14) 高く、高く、月は高く
15) 詩編 第24編
16) それは暗い夜だった
17) 私は両家の若い娘で
18) 詩編 第92編
19) もしも私が誰かの許婚なら
20) そは五月、そよ風に花が揺らいで
21) 野に咲くクロッカス、夏の終わりに

アンサンブル・レ・ファナムルーズ

ヨーロッパ最東端としてのトルコ?――フランス文化を
積極的に取り入れた“文明開化”の16・17世紀。
  ヴィオールとフィドル、古楽歌唱が織りなす繊細な音世界
  ヨーロッパ流の古楽が、意外なことにトルコにも伝わっていた――しかも予想されるようなエキゾチズムは過剰に盛り込まれず、“西洋文明”を積極的に模倣した非常に繊細なつくり。ヴィオールとフィドル、そして完全な民俗歌唱ではない古楽の作法を上手に残した歌い口で、古楽と中近東音楽のどちらともとれる、絶妙の中間点/境界線上を突いたあざやかな音楽が描き出されてゆくのが、このAlphaの最新新譜だ。レーベル主宰者J=P.コンベが惚れ込んで制作した企画だけに、演奏内容はもちろんジャケット写真のキマり具合、エンジニアリングの繊細さ(中世歌唱の録音に長けたJ=M.ラネが起用されている)...と隅々まで手を抜かない作り込みよう。
  今回のテーマは「オスマントルコで演奏されていたフランス音楽」。高校世界史で習うとおり近世のトルコはフランスとの関係が強く、オスマン帝国内でもフランス人だけは(江戸時代のオランダ人のように)保護されていたわけだが、それを裏づけるかのように今日のトルコ伝統音楽には時折フランス出自のレパートリーが残っているとのこと。そこからスタートして16〜17世紀のオスマン帝国時代に演奏されていたとおぼしきフランス音楽を選び出し、ヴィオール2ないしフィドル2、さらにインドの擦弦楽器ディルルバを加えた伴奏編成と女声3人によって、どこかヴィオール・コンソートを伴ったマドリガーレのようでも、あるいは西洋楽器による民俗音楽のようでもある不思議な魅力をたたえた音楽世界が連ねられてゆく。弦楽器の思い切った弓の返しのノイズや繊細をきわめる弦音、またモーダルな歌声が不思議な和声で重なってゆくその玄妙さ、古楽好きなら必ずやクセになるはず!中には古い詩編や、ル・ポエム・アルモニークの名盤「愛の喜び」に収録されているフランスの古謡といった思いがけない作品まで出てくるのも意外で面白い。
  上述のとおり、中世音楽のプロによるエンジニアリングは空気感と楽音の妙味をうまくとらえた自然な仕上がり。またロビン・デイヴィスによるジャケット写真も、枯れ枝の筋一本一本まで陰影鮮やかに捉えたシリーズ屈指の美しさ――アンセル・アダムズ流儀の、誰もが魅了されずにおれない綺麗さ。

   参考盤:
   「愛の喜び〜フランスの古い恋歌と小唄」
   ル・ポエム・アルモニーク(Alpha513)
   ※[7][9]の別ヴァージョンが聴けます




 

 

仏 DIAPASON誌
2002年度最高の掘出し物特賞

 

仏CLASSICA誌満点特賞

 

仏Le Monde de la Musique誌 四つ星賞

CD:Alpha904 国内盤 2,730円 ◇カタログ付限定盤◇ ◇ 廉 価 仕 様 ◇その者、影のごとく去り〜ランディ作品集
  〔ALPHAレーベル・最新カラーカタログ付き特別仕様版〕

ステーファノ・ランディ(1586(87 ?)〜1639)
1.その者、影のごとく去り (人生のパッサカーリャ)
2.ブナと松の間に、小鳥がいて
3.シンフォニア      
4.いまさら媚びようと     
5.他の者ども、愛を避けよ   
6.カンツォネッタ“水たまり”     
7.こんなに長く、あなたを愛してきたけれど
8.おろかな愛よ、何ゆえにまた弓を引くのか
9.愛の戦へ、急げ、恋人たちよ
10.美徳のバレット
11.灼熱の太陽の下、蝉は鳴く  
12.善行なんぞ知ったことか     
13.騎士リナルドがアルミーダを捨てた時
14.ご婦人よ、この目をつたう涙は
15.アマリッリ、ああ、ここへ来てくれ

ラルペッジャータ(古楽撥弦楽器集団)
指揮:クリスティーナ・プルハル(ハープ、テオルボ)
ヨハンネット・ゾーメル(ソプラノ)
ステファン・ヴァン・デイク(テノール) アラン・ビュエ(バス)
+マルコ・ビズリー(T)

すっかり有名になったナポリの鬼才歌手ビズリー、
  Alpha初期の傑作盤が廉価カタログ付き仕様に!
   自由自在の鮮烈な美声を堪能できる銘アルバム。
  2004年に「東京の夏音楽祭」で来日、縦横無尽な音楽性で聴衆を圧倒した異色の民俗=古楽歌手マルコ・ビズリー――傑作盤「ラ・タランテッラ〜タランチュラの毒を清める方法」に先立つ、彼にとってのAlpha最初のアルバムであるランディのアリア集が、このたび豪華カラーカタログ付仕様で登場! 初回プレスのみの限定仕様、しかも弊社初回オーダー分のみ限定特価¥1,800(税込)でのご提供。Alphaアイテムが2000円以下で手に入る機会はめったにないので、ぜひお早めにご確保のほどを。
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  アルバム本体は、カヴァリエーリ亡き後、カリッシミが登場する以前のローマ声楽界を支えた大立者、オラトリオ「聖アレッシオ」の作者ステーファノ・ランディが書いた貴重なアリアなど小規模作品を集めたもの。カプスベルガーやフレスコバルディが活躍していた頃のローマで、いかに多彩な声楽世界がくりひろげられていたかがよくわかるアルバムだ。器楽合奏は撥弦楽器集団ラルペッジャータ。ごく細やかな弦の揺れまで鮮やかに収めきったAlphaならではのエンジニアリングを得て、多種多様な弦音の重なりがきわめて美しく響いてくる。ナポリ人と英国人の間に生まれ、イタリア民俗歌手や、かのキャシー・バーベリアンにも師事したビズリーが繰り出す変幻自在の歌唱は、とても古楽の範疇におさまりきるものではない玄妙な美しさ!対するソプラノのゾーメルや、バスを支えるアラン・ビュエら手練の歌い手たちも、彼に触発されながら活気あふれる歌を聴かせてくれる。楽音と人声が複雑にからみあい、各声部の美しさを際立たせつつ、気づけばあっという間に聴き終えてしまう傑作アルバムだ。