
CD:Alpha033 国内盤 2,940円 ヴァカンス
―― グノー、サン=サーンス、ラロの歌曲と二重唱 歌詞の訳
うるわしのヴァカンス〜グノー、サン=サーンス、ラロの歌曲と二重唱
1.それはきれいな夜だから(グノー)
2.森の花よ、野の花よ(グノー)
3.セレナード(グノー)
4.ゆめみ心地(サン=サーンス)
5.田園詩(サン=サーンス)
6.春に(グノー)
7.木蔭で午睡(グノー)
8.その花をぼくにくれないか(グノー)
9. ミニヨン(グノー)
10.さあ、目に見えぬ笛よ (サン=サーンス)
11.夜啼きうぐいす(サン=サーンス)
12.あなたを愛する心もて(グノー)
13.そこではすべての魂が(ラロ)
14.石のベンチ(グノー)
15.うるわしのヴァカンス(グノー)
16.数学は大事なこと(グノー)
17.プロヴァンスの暁の恋歌 (ラロ)
18.踊りましょう(ラロ)
19.青い色の片隅で (サン=サーンス)
20.おお、わが美しきあばずれ女(グノー)
21.不運な恋わずらい(サン=サーンス)
22.月の光(サン=サーンス)
23.丘に、宵がおとずれて (サン=サーンス)
アンサンブル“レ・ドモワゼル・ド...”
ゾフィー・マラン=ドゴール(ソプラノ)
クレール・ブリュア(メゾソプラノ)
セルジュ・シフェルステン(ピアノ、スタンウェイ)
Alphaきっての季節商品――もう夏が来ます、ぜひこのアルバムをお見知りおきくださいませ。極上の演奏内容、女性層にもおすすめのシックな一作。
上に紹介したドニゼッティ新譜で優美な歌を聴かせてくれるフランス随一のユニークな歌曲ユニット“レ・ドモワゼル・ド...”が2002年にリリースした好評盤。ヴァカンスをテーマに、グノー・ラロ・サン=サーンスというフランス19世紀きっての3巨匠たちが中・上流階級の気楽な生活を描いた歌曲と二重唱を集めたアルバム――その歌がまた半端でなく上品、半端でなく美しい。いざ聴いてみれば、冒頭のグノーの二重唱の抗いがたい美しさに打たれずにはおれないだろうし、フランスの舞台で数限りなくオペラの場数を踏んできた二人の歌手たちが随所にちりばてゆく芸達者な装飾音・さざめき声・思わせぶりな微笑...といった小技の数々に、幻惑されずにはおれないはず。最高にシックで艶やかに惚けたオタール・イセリアニの映画でも見ているような、ひたすら上質にうつくしい歌曲アルバムなのだ。
1.それはきれいな夜だから(詩:A.ド・セギュール伯爵/曲:グノー)
2.森の花よ、野の花よ(詩:Ch.リニー/曲:グノー)
3.セレナード(詩:V.ユゴー/曲:グノー)
4.ゆめみ心地(詩:V.ユゴー/曲:サン=サーンス)
5.田園詩(詩:A.デトゥーシュ/曲:サン=サーンス)
6.春に(詩:J.バルビエ/曲:グノー)
7.木蔭で午睡(詩:J.バルビエ/曲:グノー)
8.その花をぼくにくれないか(詩:L.ゴスラン/曲:グノー)
9. ミニヨン(詩:L.ガレ/曲:グノー)
10.さあ、目に見えぬ笛よ (詩:V.ユゴー/曲:サン=サーンス)
11.夜啼きうぐいす(詩:T.バンヴィル/曲:サン=サーンス)
12.あなたを愛する心もて(詩:J.ラシーヌ/曲:グノー)
13.そこではすべての魂が(詩:V.ユゴー/曲:ラロ)
14.石のベンチ(詩:P.ド・シュダン/曲:グノー)
15.うるわしのヴァカンス(詩:L.ビゴリ/曲:グノー)
16.数学は大事なこと(詩:Ch.チュルパン/曲:グノー)
17.プロヴァンスの暁の恋歌 (詩:V.ワイルダー/曲:ラロ)
18.踊りましょう(詩:?/曲:ラロ)
19.青い色の片隅で (詩:Ch.A.サン=ブーヴ/曲:サン=サーンス)
20.おお、わが美しきあばずれ女(詩:A.ド・バイフ/曲:グノー)
21.不運な恋わずらい(詩:?/曲:サン=サーンス)
22.月の光(C.マンデス/曲:サン=サーンス)
23.丘に、宵がおとずれて (詩:E.ルグヴェ/曲:サン=サーンス)
ソフィー・マラン=ドゥゴール(ソプラノ) /
クレール・ブリュア(メゾ=ソプラノ) /
セルジュ・シフェルステン(ピアノ)
旅行好きの女性に贈る洒脱で華麗な、夏の香りがするフランス歌曲の数々
夏休みシーズンの到来 普段音楽を聴かない人でも、休暇のためのCDを探しに来る時期...
そこに、このアルバム、“旅行”をテーマにした、19世紀フランスの歌曲集だ。このふたりの歌手は少なくとも日本のクラシックCD購買層にほとんど知られていないだろう。だが何よりもまず、この情感の完璧にコントロールされた歌のうまさが、彼女たちの今後を期待させてくれる――グノーやサン=サーンス、ラロらの、影に隠れがちながらも美しく瀟洒な歌曲を集め、心から洒落た雰囲気を楽しみながら、香り立つような歌を聴かせてくれるのである。伴奏のシフェルステンも洒脱で的確、ひそやかに彼女たちの歌を立て、出るところは大胆に弾き荒して、なんとも心地よい限り。サラ・ブライトマンやウテ・レンパーを売るような気分でこのCDを仕掛けてみていただきたい。意外な効果が期待できるはず...!
もちろん、フォーレやシャブリエ、デュパルクなど19世紀のフランス歌曲ファンにも、自信をもっておすすめできる内容だ。 |