エレーヌ・シュミット(バロック・ヴァイオリン)

シュメルツァー:ヴァイオリンのためのソナタ集


 

Alpha109(国内盤)2,940

【収録曲目】

ヨーハン・ハインリヒ・シュメルツァー(1622頃〜80(特記なしはヴァイオリン&通奏低音)

1. ソナタ イ短調

2. チャコーナ イ長調

3. ソナタ 変ロ長調

4. チェンバロ独奏のためのトッカータ(W.エプナー作曲)

5. ソナタ ニ長調

6. 無伴奏ヴァイオリンのためのジグ「胡椒のミル」

7. ソナティナ(ソナチネ)ト短調

8. テオルボ独奏のための第2ソナタ

9. ソナタ ハ短調

 

エレーヌ・シュミット(バロック・ヴァイオリン/カミッロ・カミッリ製 18世紀初頭)

ヤン・クリゴフスキー(vc) シュテファン・ラート(テオルボ) イェルク=アンドレアス・ベッティヒャー(クラヴィオルガヌム)

 

2008年ついに来日決定!バッハも無名作曲家も、ドイツ語圏のバロック・ヴァイオリン音楽はこの人こそが最高のリプレゼンテイター! 最新新譜でとりあげるのは、最愛の作曲家メロディアスでパッショネイト、ウィーン宮廷の叙情派・シュメルツァーのあでやかな世界!

 

昨年初頭には“バッハ無伴奏”のユニークにして深遠な解釈(Alpha082/090)が大きな話題を呼んだバロック・ヴァイオリン奏者エレーヌ・シュミット――盛り上がりついでに2008年の来日もめでたく決定、そんな彼女が得意とするのは、イタリア人ながらドイツ語圏で活躍したアルベルティーニ、ウッチェリーニ…など、つまり末は大バッハに連なってゆく17世紀ドイツ語圏のヴァイオリン音楽です。

ブームの来つつある昨今、ここに登場する最新新譜がこのジャンルの最重要作曲家、シュメルツァーの作品集とは、何とうれしいことでしょう! 情念うずめく艶やかな歌心、ドイツ・バロックならではの変則調弦(スコルダトゥーラ)を多用したユニークな響き、ヴァイオリンの機構を知り尽くした表現語法の軽妙さと重厚さ――そうしたシュメルツァーならではの魅力に、エレーヌ・シュミットはぞっこん惚れ込んでいるとか。

今回のアルバムでは通奏低音陣に気鋭奏者たちを迎え(いまのドイツ語圏古楽界でトップをゆく多忙なバス奏者たち!)、彼女自身の思い入れが120パーセント良い結果につながったエネルギッシュ&リリカルな名演に仕上がっております。

録音技師は古楽のパイオニアJ=M.レネ――ふわっと空気の揺れる自然派録音の秀逸さはAlphaならではのクオリティ!バロック好きならずとも、ヴァイオリン音楽が好きなら、この1枚はまず見逃せません!!