P.コーエン=アケニヌ (vn &指揮)レ・フォリー・フランセーズ

モーツァルト: ディヴェルティメントK.287, セレナータ・ノットゥルナ,アイネ・クライネ・ナハトムジーク
〜小編成楽曲としてのアプローチ


Alpha092(国内盤) 2,730

【収録曲目】ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(175691)

1. セレナード 6 ハ長調 K.239 「セレナータ・ノットゥルナ」

2. ディヴェルティメント 15 変ホ長調 K.287「ロドロンの夜会II

3. セレナード 13 ト長調 K.525 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」


アンサンブル“レ・フォリー・フランセーズ”(古楽器使用)


古楽器版「アイネ・クライネ〜」のリリースラッシュの本命、Alphaからの超・充実名演登場!

 誰もが知っている3傑作(K.287は古楽器初録音?)、解釈も音楽性も比類なき仕上がり!!

もしや主宰者が嫌いなのでは?とさえ思われるくらいモーツァルト録音を出さなかったAlphaから、歴史的録音(Alpha800)、リヒター作とのカップリング(Alpha089)と堰を切ったように連発しはじめたモーツァルト盤――その大本命がついに登場します! 最近作のルクレール作品集(Alpha083)が売れに売れ続けているフランスの大御所コーエン=アケニヌ率いるレ・フォリー・フランセーズが、引き締まった小編成で聴かせる喜遊曲集です。「アイネ・クライネ〜」と「ロドロンの夜会IIK.287は各パート一人の室内楽編成、「セレナータ・ノットゥルナ」はソリスト4人+ティンパニ+小編成弦楽オーケストラ。3作の収録曲がみな「クラシック100」系のストレートな有名曲というのが意外?と思いきや、「セレナータ・ノットゥルナ」では“アンサンブルによるカデンツァ”が書き下ろされ(これがまた絶品!)つつ、各ソリストがみせる、暴れすぎないオトナな遊び心がなんとも妖艶。「アイネ・クライネ〜」ではその路線がさらに追求され、まさに高雅なる夜会といった艶やかさのなか、緩急あざやか、コントラスト豊かに素晴らしい音楽が描き上げられてゆきます(エキサイティングなサヴァール盤に対し、音楽内容のコーエン=アケニヌといったところでしょうか?)。NHK-FMの番組テーマ曲などでおなじみの大作ディヴェルティメントK.287は、これほどの有名曲なのに古楽器録音はおそらくこれが初めて? 腕前確かな名手たちが各パート一人づつ、の、これほど見事な録音によって古楽器演奏の先鞭が切られるとは、なんとめでたい話でしょうか! 1パート1人の弦楽器奏者はもちろんのこと、二人のナチュラルホルン奏者も立派すぎるほど立派な吹きっぷり、その吹奏の困難さを知らない人も、そのニュアンスの妙味に必ずや魅了されるはず。「Nachtmusik…」の原題のもとジャケットにフラゴナールの名高い逢引画「かんぬき」が使われているのも納得・の、優雅にして少しあやうげな“フランス式オトナの夜会”。今年まず外せない重要盤です!!